フロア区分 | 10Q4 | 11Q1 | 11Q2 | 11Q3 | 11Q4 | 前年同期比 | 前期比 | |
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募集賃料 (円/坪) |
全フロア | 29,914 | 29,523 | 28,130 | 27,355 | 28,572 | 95.5% | 104.4% |
1F | 37,022 | 36,661 | 36,193 | 35,574 | 41,069 | 110.9% | 115.4% | |
1F以外 | 26,536 | 26,335 | 24,690 | 23,822 | 22,408 | 84.4% | 94.1% | |
公募数 | 全フロア | 372 | 385 | 435 | 386 | 426 | 114.5% | 110.4% |
1F | 129 | 129 | 145 | 125 | 154 | 119.4% | 123.2% | |
1F以外 | 243 | 256 | 290 | 261 | 272 | 111.9% | 104.2% |
※2011年第1四半期の調査から対象エリアを以下のように変更しました。
対象範囲を商業集積地に絞ったため、より実態に近い値になりました。
- 旧エリア:駅徒歩圏(駅勢圏)すべて
- 新エリア:商業集積のある町丁目(ビーエーシー・アーバンプロジェクトが規定)
表参道の1階の平均募集賃料は、2011年第4四半期で1坪あたり4万1069円。前期の3万5574円から15%上昇している。明治通り沿いで1坪あたり10万円という高額の募集物件が出たことで、平均募集賃料も上昇した。
表参道や明治通りなどのメーンストリート沿いの成約賃料に大きな落ち込みは見られない。1階で1坪あたり10万円を超える水準を維持している。一方、表参道ヒルズの裏手やキャットストリートから1本裏に入った場所など、メーンストリートから離れた立地の店舗は、市況が悪化した2008年下期以降、1階でも空室が見られる状況が続いている。こうした立地では、成約水準が募集賃料の半分以下になる事例も出てきた。
骨董通りや根津美術館周辺エリアでは空室が散見され、依然として厳しい状況が続いている。このエリアでは、賃料負担力の低い飲食店が路面に出店する事例も見られるようになった。
表参道エリアは建設中の商業施設が多い。2012年4月に東急プラザ 表参道原宿が開業するほか、ハナエモリビル跡地でも商業とオフィスの複合ビルの建設が進む。神宮マンションとベルエアガーデンビルの跡地では、三井不動産と大和ハウス工業が商業ビルの建設を計画しているとみられる。2011年は大規模な出退店が見られなかったが、2012年以降は街の変化が期待できる。