東証1部上場で戸建て住宅の分譲事業などを手がける創建ホームズは8月26日、東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請し、受理されたと発表した。負債総額は338億8979万円だ。

 創建ホームズは東京城西・城南エリアや横浜を中心に戸建て住宅や分譲マンションを開発してきたが、住宅需要の落ち込みで業績が悪化した。2008年2月期の連結売上高は418億円、最終損益は5億8200万円の赤字だった。さらに、不動産市況の悪化で新規借り入れや借り換えが困難になり、資金繰りが行き詰まった。

 同社が100%出資する子会社の創建アビリティも同日、民事再生手続きを申し立てた。負債総額は2億9344万円。