モリタ宮田工業は、小規模福祉施設でスプリンクラー設備の代替として設置可能なパッケージ型自動消火設備Ⅱ型「スプリネックス ミニ」の受注生産を2016年4月1日に開始した。
消防法の改正によって、2015年4月から介助がなければ避難できない高齢者・障害者が多く入居する施設のスプリンクラー設置が義務化された。既存の建物は規模の大小に関わりなく2018年3月末までに設置する必要がある。
スプリネックス ミニは、延べ床面積275m2未満の福祉施設でスプリンクラーの代替として設置することが2016年1月29日に認められた。福祉施設や病院などに多くの導入実績を持つ「スプリネックス」を、小規模福祉施設向けにコンパクトに設計した自動消火設備だ。
従来の特定施設水道連結型スプリンクラーと違って複雑な配管工事が必要なく、建物にかかる負担も少ない。押し入れやクローゼットなどの狭いスペースにも設置可能だ。
水の4倍の消火性能を持つ消火薬剤で消火する。本体内に消火薬剤を貯蔵しているので断水時でも使用できる。またリチウム電池式なので停電時でも消火可能だ。1台当たりの防護面積は13m2(8畳間相当)。
設置場所に合わせて3機種から選択できる。
価格は、要問い合わせ。
問い合わせ先:モリタ宮田工業
電話:0467-85-1210
URL:http://www.moritamiyata.com/
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