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編集長が語る日経アーキテクチュアの見どころ

ガラパゴス化? 都市木造の目指す道

2017/02/22

 世界最古の木造建築物(法隆寺)を有する木造文化の国。しかも近年は木造4階建ても建設されるようになり、日本は世界の木造技術のトップ集団を走っている──。日本人の多くはそんなイメージを持っているかもしれません。けれども、今回の特集を読むと、ほとんどの人がそうした考えを改めるのではないかと思います。

 日経アーキテクチュア2017年2月23日号の特集は「世界の木造最前線」です。スイス、カナダ、タイ、ベトナムの4カ国で、木造を主要部に用いた最先端の建築を取材しました。

工事終盤に差し掛かったブロックコモンズの様子。東側から見る。柱や床に木材を用いていることが分かる。2016年8月に撮影(写真:KK Law、naturally : wood)

 上の写真はその1つ、カナダ・バンクーバーの「ブロックコモンズ」です。バンクーバー市内にあるブリティッシュコロンビア大学(UBC)に建設中の学生寮で、主要構造に木材を多用した18階建ての高層ビルです。高さ58.5mは、主要構造に木材を利用したビルとしては世界一の水準。2017年6月から供用開始予定です。

 「世界一の水準」と煮え切らない表現にせざるを得ないのは、既にそれを上回る24階建てが着工しているからです。2016年10月にオーストリア・ウィーンで着工した「HoHoウィーン」は、ホテルやオフィス、住宅などから成る24階建てビルで、鉄筋コンクリート(RC)造のコアを持つ木造との混構造を採用しています。完成予定は2018年。内装は石こうボードなどで被覆せず、木の意匠を生かすそうです。

HoHoウィーンの外観イメージ(資料:Rüdiger Lainer+Partner)
HoHoウィーンの内観イメージ(資料:Rüdiger Lainer+Partner)

宮沢 洋日経アーキテクチュア

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