ダヴィンチ・ホールディングスは9月28日、同社のSPC(特別目的会社)が保有するパシフィックセンチュリープレイス丸の内のローンがデフォルトしたことを発表した。レンダーとのローン期限延長に向けた協議が不調に終わり、9月25日の期日を迎えた。

 ダヴィンチは、2009年12月期第3四半期の連結決算で約137億円の棚卸資産評価損を計上する。このうち同社の出資割合相当分である約23億円の損失を、純損益に織り込む予定だ。