今年の「採用したい建材・設備メーカーランキング」は、全52分野のうち5部門で1位企業が入れ替わった。また、メーカーのなかには、1年で「採用したい」ポイント数が大幅に上がったところもある。

 設計者や施工者が採用したい建材・設備メーカーはどこか─。

 日経アーキテクチュアと日経ホームビルダーは合同で「採用したい建材・設備メーカー」を調査し、回答者の属性別にランキング結果をまとめた。両誌の読者に加え、日経BP社の建設・不動産サイト「ケンプラッツ」の会員などから、7万1613人を無作為に抽出し、日経アーキテクチュアでは一級建築士の回答に基づきランキングした。

 調査の特徴は、建材・設備メーカーに対する一級建築士の質的な評価をランキングしていること。特定製品の良しあしを評価するのではなく、「そのメーカーの製品を採用したい」と答えた人の割合を集計し、ポイントの多い順にランキングしている。つまり、個々のメーカの総合力を評価している側面が強い。

 調査は、金属屋根材、機能ガラス、システムバスなど52の部門に分け、各部門のベスト10をまとめた(ランキングの結果と調査概要は部門別ベスト10から掲載)。