高千穂シラスは、南九州の火山から噴出し堆積した高純度の無機質セラミック物質「シラス」を使った内装クロス材「リフレシュール」を2014年10月から販売している。
約2万5000年前に起こった火山の大噴火で、鹿児島県から宮崎県南部にかけて広大なシラス台地が形成された。シラスは、マグマが岩石となる前に粉末となった物質で、非常に細かい微粒子の中に無数の穴が空いた複雑な構造を持っている。
主成分は除湿剤の主原料である珪酸で、ニオイや化学物質の分子を吸着するアルミナという成分も含まれている。この除湿機能や消臭、ホルムアルデヒドの吸着機能などに着目し、同社はシラスを100%天然素材の内装・外装用左官材として展開してきた。
「リフレシュール」は、そのシラスを活用した内装クロス材だ。シラス粒子を表層に使い、厚さは0.4mm。タバコやペットの臭い、気になる生活臭などを消して、室内の空気を快適に保つ機能を備えている。
色は、きなり1色のみ。参考材工設計価格は、税別で2700円/m2。
問い合わせ先:高千穂シラス
電話:0120-011-535
URL:http://www.takachiho-shirasu.co.jp/
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