操作画面イメージ(資料:ダイキン工業)
操作画面イメージ(資料:ダイキン工業)

 ダイキン工業は、複数階の建物全体の設備図を3次元(3D)で確認・編集できる空調・給排水衛生・電気設備業者向け3次元設備CAD「FILDER Cube(フィルダーキューブ)」を2015年1月30日に発売した。

 「FILDER Cube」は、建設業界で普及が進む3Dビルディングインフォメーションモデル(BIM)に対応しており、建築図面を読み込み、空調、衛生、電気設備施工図を作図し、IFC形式で保存する。鋼材や吊り金具、ボルトなどの部材もリアルな3Dで表現され、平面図だけでは難しかった配管同士の干渉箇所も確認、変更ができる。3Dの設備図上で編集した内容は平面図に即座に反映する。

 CADで作成されたPDFデータはもちろん、紙の図面しかない場合でも、スキャナーで取り込んだデータを読み込んで作図・編集ができる。誤差や傾きを補正し、不要箇所を消しゴム機能で削除することも可能だ。また、積算見積ソフト「PLANEST Bitz」「PLANEST ef」とデータ連動すれば、見積書を迅速に作成することができる。

 建設現場では、Windows8タブレットで図面の確認や変更が可能。またひとつのライセンスを複数で使えるライセンスシェアリングを取り入れているので、運用コストを抑えられる。価格は税込みで、1ライセンスにつき145万8000円。

問い合わせ先:ダイキン工業
電話:03-6716-0475
URL:http://www.comtec.daikin.co.jp/

※無料で本資料の全文をご覧いただけます

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