
弁護士をはじめとする執筆陣が、設計や監理のトラブルに関する重要判例を解説します。
監理を巡る 三つの疑問監理責任はどんなときに生じるのか。設計・監理者にとっては常に気になる問題だ。例えば「ヒマがあれば見回る」「監理はサービス」と発注者に伝えたとき、契約書に「監理責任は負わない」と明記… [本文]
公開日:2012/9/3 本文:5765字
「あとはすべて任せる」と言われた別荘の実施設計を完成させた設計者に、発注者は気に入って監理も発注。そのとき発注者は設計者に「あとはすべて任せる」と明言した。そこで着工後、設計者は独断で一部の設計を変更し、竣工させ… [本文]
公開日:2012/9/3 本文:4125字
工事の騒音に設計者も責任ありと認定マンションの居室改装工事で受忍限度を超える騒音・振動が生じたとして、下の階の住民が発注者と設計者、施工者を相手取り、損害賠償請求の訴訟を提起。工事に使う道具によって騒音が発注するこ… [本文]
公開日:2012/9/3 本文:3871字 画像:1点
汚水管の変更による瑕疵で賠償請求汚水管が天井内部に収まらなかったことから途中でT字型に変えたところ、事故が続発。発注者は瑕疵担保責任を理由に、請負会社を相手取って損害賠償請求訴訟を起こした。設計・監理者の指示に基… [本文]
公開日:2012/9/3 本文:3781字 画像:1点
鉄骨造建物の溶接不良で監理者の不法行為を認定鉄骨造の建物に溶接不良などの瑕疵があるとして、発注者Yは設計・施工者だった建設会社Xを相手取り損害賠償請求の訴訟を提起。判決はYの請求額を約6割認めるものだった。Xの工事監理担当社… [本文]
公開日:2012/9/3 本文:4092字 画像:1点
監理責任は瑕疵担保期間経過で消滅工事に瑕疵が見つかり、監理にもミスがあったとして工事請負人だけでなく監理者も同時に訴えられた。監理者の債務不履行責任は監理終了から10年が原則だが、裁判所は、それ以前に請負人の瑕疵… [本文]
公開日:2012/9/3 本文:3775字 画像:1点
変更増額分の支払いを巡る争い発注者と施工者の間で取り交わした覚書や請負契約約款の規定によって直ちに、監理者に対して変更工事契約を締結する代理権が与えられたことにはならない。監理者が発注者に無断で追加・変更を施… [本文]
公開日:2012/9/3 本文:4303字 画像:1点
建築プロデューサーの監理責任の有無監理契約が成立するか否かは、契約書の表題や文言、当事者間で実際に取り決めた業務内容、業務への対価などを総合的に考慮して判断される。監理契約に基づく監理者の責任は、施工者の欠陥工事す… [本文]
公開日:2012/9/3 本文:3962字 画像:1点
地盤軽視で起こった事故の責任工事監理者が地質調査を行わず、工事請負人も地盤を軽視した施工を行った結果、隣接建物が損傷するなどの事故が生じれば、工事請負人はもちろん、建築士も隣接建物の居住者への賠償責任を負う可… [本文]
公開日:2012/9/3 本文:4163字 画像:1点
工事によって生じた隣地建物の損害で設計・監理者の責任が認められた例第三者である隣地建物の所有者に対する責任が問題となり、隣地建物の損傷について、その一部に設計・監理者の責任が認められた事例だ。裁判所は、基礎工事による隣地建物の損害について、基礎工… [本文]
公開日:2012/9/3 本文:4000字 画像:1点
設計図書に記載のない工事内容でも隣接建物の損傷は監理者の過失か「工事監理」は建築士法上、工事監理者が工事の内容について、設計図書と照合して確認することだ。通常、設計者が設計図書で施工方法を指定しない工事内容について、工事監理者は責任を負わない… [本文]
公開日:2012/9/3 本文:3675字 画像:2点
「発注者と施工者の溝を深めた」監理者は工事の間、発注者と施工者の間に立って種々の調整をする役割がある。しかし、その役割がうまく機能せず、両者が契約の解除や工事の中止に至ることもまれではない。紹介する判例では、裁… [本文]
公開日:2012/9/3 本文:3839字 画像:2点
「分離発注のリスクの説明などが不十分」建物の完成・引き渡しの遅延について、監理者の責任が認められた珍しい事例を紹介する。ここで紹介する事例の監理者は、完成・引き渡し遅延時の報酬減額を約束していた。また、監理者の提案で採… [本文]
公開日:2012/9/3 本文:4015字
設計上の瑕疵で工事監理者にも責任認定一般的には、設計図書の記載内容に関する責任は設計者が、施工上の責任については施工者が負う。監理者は、設計の瑕疵に関する責任を負うわけではない。しかし、発注者は監理者の業務や責任の範… [本文]
公開日:2012/9/3 本文:3878字 画像:1点
誤解だらけの監理者の責任範囲施工された工事を設計図書と照合するという監理者の職責と、工事前や工事中に現場を指導・監督する工事監督の職責を取り違えて、監理者に賠償責任を求める例が多く見受けられる。ある住宅の瑕疵… [本文]
公開日:2012/9/3 本文:3936字 画像:1点
排水枝管からの漏水で下階に被害分譲マンションの天井裏の排水枝管に漏水事故が発生。排水枝管が専有部分か共用部分かが責任問題に関する訴訟の焦点となった。一審、二審とも裁判所は排水枝管を共用部分と判断した。一審では枝… [本文]
公開日:2012/9/3 本文:3949字
製品の仕様を指定した設計者の瑕疵や欠陥に対する責任とは飲食店の入り口に設置した自動ドアに衝突してけがをした客が、損害賠償を求めて飲食店の経営者を訴えた。裁判所は、安全を確保する措置を講じていなかったとして、自動ドアに瑕疵があったと判断… [本文]
公開日:2012/9/3 本文:3464字 画像:1点
採用した建材に欠陥が発生採用したタケ集成材にかび、ゆがみ、虫害が発生。建築主は損害賠償を求めて設計者を訴えた。建材選択時の設計者の注意義務違反を問う裁判だ。あまり一般的でない材料は、メリットやデメリットが… [本文]
公開日:2012/9/3 本文:3920字 画像:1点
法令や図面との整合性を重視建築物の瑕疵を巡る紛争では、発注者側が法令違反や図面との違いを指摘するのに対して、設計者や施工者側は、建物は実質的に安全で問題がないと主張する傾向がある。しかし裁判所は近年、その判… [本文]
公開日:2012/9/3 本文:3944字 画像:1点
工事の瑕疵を理由に損害賠償請求2階建ての自宅の建築を依頼した建築主が、希望した車庫に車を入れるのが困難など、工事に瑕疵があるとして工事請負人を訴えた。ほかにも、工事の「完成」や、瑕疵と発注者の指示との関係を争う… [本文]
公開日:2012/9/3 本文:4142字 画像:2点
記事は、日経BP社が2007年に発行した書籍「法律・建築のプロが選んだ!設計・監理トラブル判例50選」から転載しています。この書籍は、日経アーキテクチュアの法務関連記事のなかから1997〜2006年に掲載した重要記事を収録しています。判例や法解釈は掲載当時のものです。
また、書籍「法律・建築のプロが選んだ!契約・敷地トラブル判例50選」から転載した「トラブル判例解説 契約・敷地編」も掲載しています。
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