連載
Vol.017 中・大規模木造&木質建築のススメ
目次
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中・大規模木造「実践ガイド、指針づくりも進む」
中・大規模木造&木質建築のススメ
中・大規模の木造建築をつくるためのガイドとなる資料の発行や公表が相次ぎ、実践的な情報が充実してきた。経験の浅い設計者や工務店にも役立つ主な資料についてまとめた。
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中・大規模木造「“とにかく水には弱い”と踏まえる」
中・大規模木造&木質建築のススメ(4)「維持管理の基本」
木材は、適切に手入れをしないと傷みやすい。しかし、なかなか維持管理が行き届かないのが実態だ。特に外装に木材を使う場合は、耐久性の継続や維持管理のしやすさに配慮した設計が欠かせない。
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中・大規模木造「設計前に調達プロセスを確認」
中・大規模木造&木質建築のススメ(3)「木材調達の基本」
中・大規模木造を手がけた設計者が必ず挙げる注意点の一つに、木材の調達がある。ひと口に木材と言っても種類は多彩で、調達ルートも様々だ。何を選ぶかで、コストや工期にも大きな影響を与える。
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中・大規模木造「“全て木にする”に固執しない」
中・大規模木造&木質建築のススメ(2)「防耐火の基本」
中・大規模木造にとって最大のハードルは、防耐火に関連する法制度から生じる制約やコスト増だ。近年、木造で耐火・準耐火建築物をつくる試みが活発になっている。混構造を選択し、無理や無駄のない計画とする事例も目立ち始めている。
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話題の木造施設――「初めての大規模」を語る
対談:松永安光氏/近代建築研究所代表+工藤和美氏/シーラカンスK&H代表
キャリアが長いか否か、木造の経験が豊富か否かを問わず、中・大規模の木造建築に取り組む設計者が増えている。なぜ木造なのか?規模が大きくなると、他の構造とは何が違ってくるのか?
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中・大規模木造「接合部が出発点」
中・大規模木造&木質建築のススメ(1)「木構造の基本」
小部屋の集まりである住宅に対して、中・大規模の建物の多くでは大空間が必要になる。木造で大スパンを飛ばすためには、木材自体が持つ強度の特性や、その特性を生かして架構をつくるための基本を知っておく必要がある。