7月、東京で日本建築家協会(JIA)が、第1回インテグレーテッドプラクティスシンポジウムを開催しました。テーマは「これまでの設計監理業務の進め方でいいのか!!」というもの。会場には約100人が詰めかけ、用意した座席は空きがないほどの盛況ぶりで、日本の建築家のBIMに対する関心の高さを示しました。いよいよ、日本のBIMが動き始めています。[全文](07/07/23)
ビルディング・インフォメーション・モデリング(BIM)は、大手の建築設計事務所や建設会社だけでなく、中小の企業も導入し、成果を上げています。米国カリフォルニア州パサデナにある建築設計事務所のオニキス・アーキテクツは、所員22人の小規模な企業。2000年にBIMを導入し、2004年には正式な業務としてBIMを活用し始めたことで、利益率は従来の2次元CADベース時代の8%から、なんと30%へと大幅に改善したのです。[全文](07/07/17)
「建設分野でのバーチャル設計・施工において世界一の研究機関になる」をモットーとする米スタンフォード大学のCIFEという研究所は、2006年と2007年に、ビルディング・インフォメーション・モデリング(BIM)の活用状況についてのアンケート調査を行いました。その結果から米国を中心とした実務者が、3次元CADや関連ソフトをどう活用し、どんな結果が得られているのかがうかがえます。[全文](07/07/09)
米国の建物オーナーからなる「CURT(The Construction Users Roundtable)」、つまり“建設ユーザー円卓会議”という団体のメンバーは、建設業に対して「いつもコストと工期がオーバーする」という強い不満を持っていました。この問題を解決する方法を検討した結果、施主自らが積極的に建設プロセスに関与することが成功のカギということがわかったのです。そして動き始めました。[全文](07/07/02)
米国連邦政府の一般調達局(General Services Administration)では、2003年に国家としての「3D-4D-BIM計画」を立ち上げて以来、建物の3次元モデルをベースとした設計、施工、維持管理を行い、効果を上げています。2007年度以降は、GSAの公共ビル部門(PBS)に提出する基本設計案の承認には、BIMのモデルが義務づけられ、さらにBIM活用はバージョンアップを繰り返し、強力なものになろうとしています。[全文](07/06/25)
地球温暖化の原因となる温室効果ガスの多くを占めるCO2を最も多く排出しているのはクルマでも工場でもなく、実は建物なのです。建物からのCO2排出を大幅に削減するには、建物の外形を選ぶなど、プロジェクトのごく初期の段階から建築設計者、設備設計者、そして設備メーカーなどがコラボレーションすることが有効です。そのツールとしてBIMが活用されています。[全文](07/06/18)
ビルの建設コストは、建設プロジェクトの進捗とともに固まっていきます。プロジェクトの初期は設計変更が容易ですが、プロジェクトが進むにつれて設計変更のコストは上がっていきます。そこで、BIMを導入すると、マンパワーのピークを前倒しすることができるようになり、何回も設計仕様を変更してシミュレーションし、最適な設計案を作ることができるのです。[全文](07/06/11)
建設産業は「受注による一品生産」が大きな特徴ですが、言い換えれば施主や発注者は、“実在しない製品”を売買するために建設会社などと契約し、お金を払っているわけです。自動車や家電のように、あらかじめ完成品を見たり、試乗したりして外観や性能を確認することはできません。そんな製品を扱う建設業だからこそ、工事に着手する前に3次元モデルで建物の詳細な完成イメージを作る必要があるのではないでしょうか。[全文](07/06/04)
日本の建設業界では、発注者、設計者、そして施工者の間で密接な情報交換が行われていますが、そのために費やす時間と手間は、建設プロジェクトの中でも大きなコストを占めています。紙の図面と資料をもとにした打ち合わせでは、情報自体も「確実」なものが求められ、不確実な情報や将来、変更の可能性のある情報などは、水面下にどどまる結果、将来の可能性を実際よりも狭めてしまっています。この「見えないコストと時間」を軽減し、建設業の生産性を高めることはできないものでしょうか。[全文](07/05/28)
米国の建設業では、3次元CADの導入をベースにして建設生産プロセスを大幅に改善する「ビルディング・インフォメーション・モデリング(BIM)」や、プロジェクトに関する情報を関係者全員で共有して、プロジェクトを進めていく「インテグレーテッド・プラクティス(Integrated Practice)」という新しい建設手法の活用が、ここ数年の間に急速に普及しています。そこで、当サイトでは、今日から「建設3次元まつり」の続編として、「米国BIM視察編」を特別企画として約3カ月間にわたって掲載します。[全文](07/05/21)
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