3次元CADや4次元CADで設計した住宅やビルを、最終的に実際の工事で建設するためには、設計に対応する建材や設備を発注して、現場に納品させ、施工に組み入れなければなりません。5次元CADの導入は、設計図から自動的に見積もり、発注の作業へとつなり、サプライ・チェーン・マネジメントを構築することを意味しています。[全文](07/03/26)
ビルや構造物を3次元モデルで表現すると、実物をそのままの形でモデル化できるので、景観や視界が実物さながらに検討することができます。しかし、実際のビルや構造物、工事現場は、時々刻々と変わっているので、3次元CADでは過去、現在、未来へと時間とともに変化する状況を表すことは難しいのです。そこで、「時間軸」を取り入れた「4次元CAD」を導入することで建設業はさらにパワーアップするのです。[全文](07/03/12)
3次元モデルに建物の属性情報を記録して、設計、施工、維持管理と、建設フェーズのいろいろな業務に情報を活用する「BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)」や「バーチャル・ビルディング」、「buildingSMART」などのシステムが、CADソフト会社や団体が提唱しています。その情報と実構造物との橋渡し役として注目されているのが、「ICタグ(RFID)」です。つまり、情報とモノとはICタグで“情物一体”となるのです。[全文](07/02/26)
建物の価値の評価方法は「現在価値」という考え方が主流になってきました。建物の入手から最後に建物を売却するまで、入ってくるお金と出て行くお金(ライフサイクルコスト)の差が、その建物の価値を決めるという考え方です。建物の寿命は長いので、ライフサイクルコストの多寡は、現在価値に大きな影響を及ぼします。そんな現代において、維持管理を以前のように地味でローテクな業務として位置づけては大間違い。そこで、3次元モデルが登場することになります。[全文](07/02/19)
まちは、時々刻々と変わっていきます。建設工事も従来に比べて大幅にスピードアップし、2?3年で古いビルからガラスカーテンウォールの最新高層ビルに建て替わっていたりすることは、日常的によく経験します。都市模型の場合、作る作業だけでも相当な労力を要しますが、時代とともに変化していくまちの姿に対応して、「修正」していくのは情報を集めるだけでも大変で、実際にはほとんど不可能といってもといってもいいでしょう。そこで、リアルな模型ではなく、バーチャルなモデルとして、まちを3次元で表現できるシステムがここ数年、開発されてきています。[全文](07/02/13)
建設業界の視点から見ると、建物や構造物の完成によって、一つの建設フェーズが完結したようにも見えます。しかし、“3次元の大河”は、竣工によってその役目を終えるのではありません。完成後に建物などが使われる間も、3次元の大河は恵みをもたらし続けるのです。今回は、不動産の賃貸や分譲などに、建設フェーズで作られた3次元データをどう生かし、不動産業の新しい発展に寄与していけるのかを考えてみましょう。[全文](07/02/05)
広大な土地に道路や造成地を造るとき、これまでは「丁張り」という仮設の標識をところどころに設置し、ブルドーザーや油圧ショベルのオペレーターは丁張りを目標に施工していました。ところがここ数年の間で、丁張りの代わりに、施工面や測定した建機の位置、傾きなどの情報を建機の運転室内に表示し、オペレーターに指示したり、設計通りに施工する3次元マシンコントロールシステムが普及しつつあります。建機、測量機器、CADの合体による施工法の革新が起こっているのです。[全文](07/01/29)
トンネル工事では、岩盤を掘削した後にまず、岩盤面に「吹き付けコンクリート」を施工して掘削面の崩落を防止した後、「覆工コンクリート」を打設してトンネル断面の強度を確保しています。難しいのは覆工コンクリートの厚さをどう管理するかです。工場で機械を旋盤やフライス盤で切削加工したときのような掘削精度は、土木工事では現実的ではありません。仮に3次元CADで掘削面や吹き付けコンクリート面、覆工コンクリート面を設計していたとしても、自然の岩盤を相手にする土木工事ではこの通り施工することはできません。[全文](07/01/22)
建設業の生産性を向上させるために、部材の工場生産やプレハブ化が注目されています。この分野で、最先端を行っているのが意外にも日本の伝統的建築物である軸組住宅です。20年前は、柱や梁の接合部となる「ほぞ」や「ほぞ穴」を、大工さんがノミやノコギリでせっせと加工していたのが、今はなんと85%がプレカット工場で機械加工によって作られているとのこと。日本最大のプレカット工場を見てみましょう。[全文](07/01/15)
3次元の大河が「GtoB」間を流れはじめるとき、建設産業に革新が訪れる???。多くの業界では、最初に民間企業が新しいシステムを導入し、かなりの程度普及してから、そのシステムを政府が行政に取り入れることが圧倒的に多いのではないでしょうか。ところがシンガポールでは、政府の方が先行して3次元システムを導入し、民間での普及を待っているかのような状況が生まれています。建築確認申請の業務を電子化した「コアネット(CORENET)」と呼ばれるシステムです。[全文](07/01/09)
建築設計事務所や建設コンサルタントの業界では、まだまだ「図面を書いてナンボ」という考え方が強いようです。つまり、3次元CADでモデリングして高付加価値のデータを作るよりも、従来の2次元図面をバリバリ描いた方がお金になる、というのが現状なのでしょうね。しかし、図面の修正のことまでをトータルに考えると、3次元の方が安いかもしれませんよ。[全文](06/12/25)
建設産業が、家電や自動車など製造業と大きく違うところの一つは、「受注産業であり、将来、完成するものを売る」ということではないでしょうか。つまり、顧客は店頭に並んだ完成品を見て、品質を確認してから買うということはできません。建設産業の場合は、仕様書や図面などに表現された情報から“製品”の完成形を顧客に想像してもらい、所定の品質で造られるであろうことを納得してもらって、初めて契約が成立するのです。[全文](06/12/18)
建設産業の実務を3次元化する“はじめの一歩”は、やはり建設フェーズの調査・測量段階で取った3次元データを、いかに後の基本設計、詳細設計につないでいくかが基本になるのではないでしょうか。もともと、測量のデータは平面上の位置を表すタテ、ヨコの情報に加えて、標高など高さ方向の情報を持つ3次元データです。3次元測量こそが、“3次元の大河”の源流となるべきでしょう。[全文](06/12/11)
今日から当サイトの特別企画として、「建設3次元まつり」を来春まで開催することになりました。建設投資や公共投資が大きく減少し、今後もその傾向は変わりそうにないという状況下で、建設産業には「出口の見えないトンネル」から抜け出せないような閉塞感も漂っています。そこで、建設を「3次元パワー」で魅力ある産業に生まれ変わらせよう! ということでWEB上のまつりを企画しました (続きはタイトルをクリックしてください)[全文](06/12/01)
更新:22日6時0分
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