横浜エリアの主なオフィスビル開発計画(完成した計画も含む)
横浜エリアの主なオフィスビル開発計画(完成した計画も含む)

 横浜エリアで大規模オフィスビルの建設が続いている。JR横浜駅の東側に広がるヨコハマポートサイド地区では2008年春、2棟の大規模オフィスビルが完成した。延べ床面積約2万3000m2の横浜イーストスクエアと同5万6000m2のコンカード横浜だ。この2棟を含めて、同地区とみなとみらい21地区では、賃貸オフィスを含むとみられる大規模開発が少なくとも11件、明らかになっている。総延べ床面積は約80万m2に上る見通しだ。

 JR新横浜駅周辺や山下町などでも、複数の開発計画が浮上した。新横浜エリアでは、野村不動産が進める「新横浜II-Bビル」の計画が明らかになった。地上7階地下1階建て、延べ床面積2万4778m2の賃貸オフィスビルで、2009年11月末の完成をめざす。同社は新横浜エリアで、企業の要望に合わせてオーダーメードでオフィスビルを開発する事業を推進している。横浜エリアで手がける開発事業は、すでに開業したホテルを含めて総延べ床面積6万m2以上、総事業費約370億円に達する。

(詳しい内容の記事を、5月20日発行の「日経不動産マーケット情報」2008年6月号に掲載しています)