完成年別に見た大規模オフィスビル
完成年別に見た大規模オフィスビル
これからできる大規模ビルマップの一部(クリックすると、マップの一部を表示します)
これからできる大規模ビルマップの一部(クリックすると、マップの一部を表示します)

 東京23区内で2008年以降に完成する延べ床面積1万m2以上の大規模オフィスビルは計122棟、総延べ床面積665万m2に上ることが日経不動産マーケット情報の調べでわかった。総延べ床面積は、新丸の内ビルディングの約34棟分に相当する。

 調査は、オフィスを主用途とする延べ床面積1万m2以上の建物を対象とした。東京23区で、自社使用、賃貸の別を問わず、2008年4月に調査を実施した。2008年に完成するビルは総延べ床面積71万m2と少ないが、2009年から2012年にかけては、毎年100万m2以上のビルが完成する予定だ。

 今回の調査では、新たに44棟のオフィスビル計画が明らかになった。このうち、2010年までに完成する予定のビルが29棟を占める。単独ビルの建て替え計画などが増え、立地が広範囲に分散する傾向が強まっている。臨海副都心や豊洲地区で大規模な計画が浮上したほか、ここ数年、計画が少なかった渋谷駅周辺でも複数のプロジェクトが進んでいる。

(詳しい情報を、5月20日発行の「日経不動産マーケット情報」6月号に掲載します。また、プロジェクト一覧のExcelデータやマップを収録したCD-ROMを5月20日から販売します)