FUTAKOTAMAGAWA riseの開発概要

 東京急行電鉄と東急不動産は2008年4月、二子玉川東地区の第一種市街地再開発事業が本格始動したと発表した。再開発地区の名称はFUTAKOTAMAGAWA rise(二子玉川ライズ)で、マンションやオフィスビル、商業施設などを建設する。第1期事業の完成は2011年3月の予定だ。

 再開発の地域は、東急田園都市線と東急大井町線の二子玉川駅の北東側に広がる約11万2000m2だ。このうち約8万1000m2が第1期事業の対象となる。東急電鉄と東急不動産は再開発事業組合に参加。地上16階地下2階建てのオフィスビルのほか、商業施設3棟、住宅5棟、店舗・住宅ビル1棟を建設する。延べ床面積は合わせて26万6300m2だ。総事業費は997億7500万円を見込んでいる。

 なお、残りの敷地を対象にした第2期事業では店舗、事務所、ホテルなどを建設する予定だが、事業主体やスケジュールなどは決まっていない。