横浜ダイヤビルディングの完成予想(中央)。右側の建物はナビューレ横浜タワーレジデンス、手前が横浜ベイクォーター(資料:三菱倉庫)
横浜ダイヤビルディングの完成予想(中央)。右側の建物はナビューレ横浜タワーレジデンス、手前が横浜ベイクォーター(資料:三菱倉庫)

 三菱倉庫がJR横浜駅東口の所有地で計画している超高層オフィスビルについて、開発の概要が明らかになった。ビルの規模は地上31階地下2階建て、高さ150m、延べ床面積約7万m2となり、2007年8月に着工する。完成は2009年12月の予定だ。

 ビルの名称は横浜ダイヤビルディングに決まった。賃貸オフィスフロアは1フロア1500m2の広さを持つ。低層部分には店舗が入居する。事業費は約220億円。基本設計は三菱地所設計が手がける。実施設計と施工を担当する会社は決まっていない。

 三菱倉庫は、横浜駅東口に広がる約1万9300m2の所有地を2期に分けて開発している。横浜ダイヤビルディングは第2期事業にあたる。すでに第1期事業として、2006年8月に商業棟の横浜ベイクォーターがオープンした。分譲マンションのナビューレ横浜タワーレジデンスも、2007年3月に完成する予定だ。

[開発の概要]
名称:横浜ダイヤビルディング
所在地:横浜市神奈川区金港町1-10
最寄り駅:JR横浜駅徒歩3分
面積:土地約3900m2、延べ床約7万m2
構造、階数(地上/地下):S・SRC造、31/2
基本設計:三菱地所設計
実施設計:未定
施工:未定
事業費:約220億円
工期:2007年8月~2009年12月