野村不動産は2006年12月、野村証券を中心とする野村ホールディングス、りそな銀行との共同出資で不動産ファンドを設立した。現在の運用資産は150億円程度で、将来は1000億円規模をめざしている。

 ファンドの名称は「グリーン・アール ファンド」だ。オフィスビルや店舗を中心に幅広い不動産を組み込んでいく。野村不動産の子会社、野村不動産インベスト・マネジメントが取得した物件の管理を手がける。野村証券は資金調達業務を、りそな銀行は投資対象物件の情報収集を担当する。

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