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【視点】愛知の道路コンセッション、ネクスコ参入問題に早く答えを
7月31日午前、東京都内で開かれた愛知有料道路コンセッション事業のプロモーション。大村秀章愛知県知事が自ら壇上に立ち、日本初の取り組みをPRすべく熱弁をふるった。だが、この事業に関心を示す民間事業者が、最も知りたい問題に対する答えは得られなかった。
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【戦略】インフラ投資で重視すべきは官・民・利用者のWin-Win
「インフラの投資需要は世界的に高まっている」、「リファイナンスリスクが表面化したときのことも考えておかなければならない」――。早くからインフラ分野の投資に取り組んできた年金基金、生命保険会社、REIT運用会社、建設会社などの代表者が知見を披露した。
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【戦略】汚染土地の利用促進へ、認証・保険・事業性評価
土壌汚染を適切に管理しながら土地の有効利用を促す活動が、本格的にスタートする。一般社団法人土地再生推進協会(光成美紀代表理事)は7月15日、東京・日本橋で「土地再生シンポジウム」を開催し、事業内容を公表した。専門家が第三者として汚染状態を認証し、用途に応じた対策を指南することで、汚染された土地の再生…
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【調査】トレンドはテラス・スクエア・ガーデン、ビル名称のはやり廃り
東京スクエアガーデン、東京ガーデンテラス、品川シーズンテラス、テラススクエア――。どれもこれも似通っていて、ぼんやりしていると...
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【戦略】企業価値向上を指南、CREハンドブック
日本ファシリティマネジメント協会はこのほど、「CREマネジメントハンドブック2015 JAPAN」を発行した。企業不動産の管理・運用を戦略的に行うCREマネジメントの推進によって、ROA(総資産利益率)などの経営指標が向上することを、実例を交えて多面的に解説している。
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【開発】渋谷パルコを地上20階の複合ビルに建て替え、2019年完成
パルコは6月30日、渋谷区宇田川町の旗艦店、渋谷パルコパート1とパート3を、地上20階地下3階建ての大型複合ビルに建て替える計画を発表した。高さ約110m、延べ床面積約6万5000m2の規模で、2017年3月の着工、2019年9月の完成をめざす。
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【開発】パークシティ大崎が完成、構想から30年の大型再開発
三井不動産や日本土地建物など6社が共同で進めてきた大規模再開発「パークシティ大崎」が、構想から約30年を経て竣工した。
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【MIPIM】中国最大手の緑地集団、対日投資へ
上海に本拠を置く緑地集団(Greenland Group)は、日本での不動産開発に進出する。5月21日、東京都港区で開催された不動産コンファレンス、MIPIM(ミピム)Japanの会場で、董事長兼総裁の張 玉良氏が明らかにした。オフィスやホテル、サービスアパートの用地取得や開発に向けて、日本の不動産…
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【MIPIM】初のミピムジャパンが開幕、国際色豊かに
5月20日、港区のザ・プリンス パークタワー東京で不動産コンファレンス「MIPIM Japan(ミピム ジャパン)」が開幕した。初めての試みにもかかわらず、来場者数は千数百人規模に達し、国内はもとよりアジアで最大規模の業界イベントとなることが確実だ。国土交通省の全面的なバックアップのもと、大手デベロ…
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【MIPIM】日米のカウンセラー協会が提携へ、不動産のワンストップ窓口めざす
米国の不動産カウンセラー協会(The Counselors of Real Estate、略称CRE)は、アジア展開に向けた第一歩として日本の業界団体と提携する。5月20日と21日に開催されるMIPIM(ミピム)Japanの会場で、日本不動産カウンセラー協会(JAREC)との協定に調印する見通しだ。
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【戦略】テナント満足度向上にガイドライン、オフィスビル運営7社
郵船不動産など中堅不動産会社7社は4月27日、オフィスビルにおけるテナント満足度を向上させるため、ビル運営者向けの「サービス不動産ガイドライン」を作成した。ホテルや飲食店などと同様に、オフィスビルにおいても良質なサービスの提供が重要だと位置付けている。
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【トラブル】ケネディクス・レジの物件にも不適合の免震ゴム
ケネディクス・レジデンシャル投資法人は4月21日、大臣認定の性能評価基準に適合していない東洋ゴム工業製の免震ゴムを使った集合住宅が1物件見つかったと発表した。REIT(不動産投資信託)の運用資産では、大和ハウス・レジデンシャル投資法人の物件に次いで2件目となる。
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【売買】野村不などがパナ事業所跡地を取得、アップルが進出へ
野村不動産とMID都市開発(本社:大阪市)は、横浜市港北区綱島東にあるパナソニック事業所跡地3万4400m2を取得した。一部をアップルが取得し、研究開発施設を建設する。3月25日に発表した。
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【催し】自治体の資産管理でシンポジウム、早稲田大学
早稲田大学パブリックサービス研究所は3月28日、第5回資産マネジメント研究会を開催する。テーマは、実効性ある「公共施設等総合管理計画」の策定に向けて。参加費は無料で、3月25日(水)まで参加申し込みを受け付ける。
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【トラブル】不適合の免震ゴム、大和ハウス・レジの集合住宅に
大和ハウス・レジデンシャル投資法人は3月18日、大臣認定の性能評価基準に適合していない東洋ゴム工業製の免震ゴムを使った集合住宅が1物件見つかったと発表した。J-REIT(不動産投資信託)の運用資産で、大臣認定不適合の免震ゴムの使用が判明したのは初めてだ。
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【戦略】私募REITやインフラを含め資産規模30兆円へ、ARES
不動産証券化協会(ARES)は、2020年をめどにJ-REIT(不動産投資信託)、私募REIT、インフラファンドを合わせた運用資産規模を30兆円とする目標を掲げた。3月12日に公表した2015~17年度の中期事業計画に盛り込んだ。
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【開発】下鴨神社に定借マンション、竹中の設計施工で
京都市にある下鴨神社は、敷地の一部に50年間の定期借地権を設定して分譲マンションを開発する。事業主は賀茂プロパティーズワン合同会社。神社は年間8000万円の借地料を得て、社殿の修復や周辺の環境整備に充てる。
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【戦略】キッチンやリビング取り入れビル改修、三菱地所レジ
三菱地所レジデンスは2015年3月、中央区日本橋小網町でザ・パークレックス 小網町ビルをオープンする。「Workspace as living room(暮らすように働くオフィス空間)」をテーマに、キッチンやリビングなどの住宅の要素を取り入れたオフィスビルだ。築42年のビルを改修した。三菱地所グルー…
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【表彰】ラゾーナ川崎東芝ビルなどに日本不動産ジャーナリスト会議賞
日本不動産ジャーナリスト会議はこのほど、建設費が坪50万円台の環境配慮型オフィスビル「ラゾーナ川崎東芝ビル」など5件を、第4回日本不動産ジャーナリスト会議賞に選出した。
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【調査】建物環境性能で賃料に差、日本サステナブル建築協会
建築環境総合性能評価システム、CASBEE(キャスビー)の認証を取得した賃貸オフィスビルの賃料が、その他のビルに比べて高い傾向を示すことがわかった。一般社団法人日本サステナブル建築協会が2月13日に東京都内で開催予定の「スマートウェルネスオフィスシンポジウム」で報告する。