経済産業省の工場立地動向調査(速報値)によると、2014年における工場の立地件数は前年比+23%の1021件(電気業によるメガソーラー発電所などを除く)と、6年ぶりに1000件を超えた。工場立地面積は同+16%の1253万mとなっている。ただし、いわゆるリーマンショック以前の水準にはおよばず、工場の国内回帰の動きはそれほど顕在化していない。一方、立地の良い工場跡地などが新たな街づくりの舞台として利活用される事例がみられ、その中には新しい動きが出てきた。