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東京大改造

小田急複々線になる箱形トンネルを歩く

2017/12/28

下部は円形、上部は箱形のトンネル

 下部はシールド工法で造られた円形トンネル、それ以外は開削工法で造られた箱形トンネルだ。下北沢駅付近の工事は、まず下部のシールドトンネルを先に掘削し、その上部に箱形トンネルを施工した。その後、箱形トンネルの下を掘削して、2本のシールドトンネルの間を切り広げてホームを築いた。
(関連記事:小田急複々線化、線路直下で初のシールド切り広げ

 04年9月、工事に着手。13年3月22日の終電後に地上の線路を地下のトンネルへ移した。ただし、線路は複線のままだ。その後、地上の線路は除却。続けて上部のトンネル工事を進めた。
(関連記事:小田急3駅も地下化、未明の切り替えに密着

 18年3月2日の終電後に切り替え作業が完了することで、翌3月3日から複々線での運行になる。東北沢、下北沢、世田谷代田の3駅では同日、新たなホームの使用を開始する。

(資料:小田急電鉄)

 複々線化事業と併せて進められた連続立体交差事業は、東京都が事業主体となって施行した。道路整備の一環として、市街地において道路と交差している鉄道を、一定区間連続して高架化または地下化することで立体化。開かずの踏切をはじめとする多数の踏切の除却や新設交差道路との立体交差を一挙に実現する都市計画事業だ。線路を地下へ移動させることで下北沢地区では9箇所の踏切が廃止になった。

 工事現場説明会として最初に、下北沢駅東口(新宿側)の旧東北沢6号踏切を見る。旧東北沢6号踏切は1時間のうち最長で57分間も閉まっていたこともあり、開かずの踏切と呼ばれていた。将来は駅前広場が整備される。

(写真:大上祐史)

大上 祐史=ラジエイト代表日経コンストラクション

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