ロコに乗って旅に出発

 サーボロコに連結された人車に乗り、トンネルを掘り進めているシールドマシンを目指す。制限速度は8km/hで、1区間単線で1車両のみ走行できる。

(写真:大上祐史)
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 曲線や分岐の箇所では、制限速度が3km/hになっている。計画管接合部や急曲線部では、鋼製セグメントが使用されている。

(写真:大上祐史)
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 待避線と通過線がある、分岐と合流の箇所だ。信号機は、右側が通行できることを示す青の右矢印が点灯している。

(写真:大上祐史)
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 待避線には、セグメントを積んだ台車が停まっている。

(写真:大上祐史)
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 赤色の電飾で囲われた範囲の中に、退避所が設置されていた。遠くからでも認識しやすくなっている。

(写真:大上祐史)
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 退避所には、メタンガスが出た際や停電時に使用する、避難袋がある。中身は、ろ過式避難用防煙マスク、ゴーグル、ロープ、ライトだ。

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 天井には、坑内ガス濃度測定装置のメタンガス検知部が設置されている。中央監視室でガス濃度を管理および自動記録して、濃度が1.0%を超えると作業を中止し、坑内より避難する。

(写真:大上祐史)
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 45分ほどの時間をかけて、シールドマシンの近くに到着した。

(写真:大上祐史)
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 シールドマシンを動かすための機材の台車が並ぶ。