発進たて坑の底を探索
エレベーターを使用して発進たて坑の下へ降りる。30秒ほどで発進たて坑の底へ着いた。
西側には、シールドマシンの掘り進めたトンネルの坑口がある。その先はシールドマシンまで延びるレールが敷かれている。サーボロコと呼ばれる電気機関車で、人やセグメントを人車や台車で運ぶ。
発進たて坑から到達たて坑まで4263.9mあり、取材時点で掘削は4200mまで進んだことが示されている。
天井を見上げると、先ほど上からのぞいた資材投入の開口部がある。
サーボロコに連結された人車で、最大8人が作業するシールドマシンが掘り進めているトンネルの先端へ移動できる。
トンネルの上部には、空気を送る管が通っている。切り羽と呼ばれるトンネルの先端の空気を、地上へ排出しているのだ。
トンネルの脇には、シールドマシンが使用する水などの配管が通っていた。