関連工事の発注は東武と区が分担

　軌道の高架化や駅の移設など鉄道施設の工事は東武が発注する。

　一方、鉄道と交差する道路の工事は区が発注する。具体的には、踏切を無くす桜橋通りと駅付近で交差する言問通りそれぞれの改良工事のほか、高架化とは別事業として新設する北口交通広場と既存の南口交通広場を結ぶ南北通り（仮称）の整備を手掛ける。

とうきょうスカイツリー駅の現状。手前は言問通り（写真：日経コンストラクション）
とうきょうスカイツリー駅の現状。手前は言問通り（写真：日経コンストラクション）
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　対象区間の西端は現状でも高架線で、言問通りと立体交差しており、とうきょうスカイツリー駅は高架駅だ。ただし高架下は駅の業務施設で占められ、開放的な空間にはなっていない。東武鉄道と墨田区は、こうした高架化済みの区間でも高架下空間の利用の見直しを検討する。

とうきょうスカイツリー駅の移設予定地付近を走る東武伊勢崎線の列車（写真：日経コンストラクション）
とうきょうスカイツリー駅の移設予定地付近を走る東武伊勢崎線の列車（写真：日経コンストラクション）
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（関連記事：スカイツリー裏の東武線が丸ごと高架に）
（関連情報：東武鉄道の発表資料／墨田区の発表資料）