JR・西武の線路間に両社の変電所が並ぶ
西武鉄道池袋ビル建設現場では、西武池袋線の線路上空に新ビルの東側の脚を建てる工事が見えた。
完成すると、西武池袋線の電車は、この新ビルのトンネルを抜けて池袋駅を発着するイメージに。JR線と西武線の間を行く区道から、西武鉄道池袋ビル建設現場を見ると、この道と西武線の線路の間にあるわずかなスペースに重機を入れ、V字の柱などを建てていく工程が見えた。
この西武鉄道池袋ビル建設現場のすぐ近くで、JR東日本も新たな変電所を建てている。地上5階建ての目白・池袋間配電所(仮称)だ。建築主・設計者はJR東日本、施工者は東鉄工業。鉄骨製作は、小山工作所(栃木県小山市)。JRの新たな変電所は12月末完成を目指して工事が進んでいる。
この区道の東側が西武鉄道池袋ビル建設現場、西側が目白・池袋間配電所の工事現場。このあたりは、JR線と西武線の線路間に、JRの目白・池袋間配電所、区道、西武鉄道の池袋変電所、そして西武鉄道池袋ビルの脚が並ぶという格好だ。
JRと西武の変電所が並ぶ線路脇の風景や、池袋駅と都電荒川線 雑司が谷電停方面を結ぶ人・クルマの流れが、西武鉄道池袋ビル、豊島区構想の東西デッキなどとともに大きく変わる。
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- 発行日:2017年2月28日
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