巨大な施設の中の下へ

 那珂機場の機場建屋にある動力室へ移動した。

(写真:大上祐史)
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 機場建屋は4年間で建設され、1992年(平成4年)に完成した。地上2階、地下3階の鉄筋コンクリート造。幅35.5m、長さ74.5mもある巨大施設だ。

 ポンプの主原動機(モーター)が2台、設置されている。青色のモーターは1秒間に9.5m3、赤色のモーターは1秒間に5.5m3の水を送り出すことができる。

(写真:大上祐史)
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 導水管のモデルが展示されている。内径は3.5mある。

(写真:大上祐史)
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 機場建屋に隣接している広大な箇所へ移動する。

(写真:大上祐史)
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 那珂川と機場建屋の間の地下には、沈砂池(ちんさち)が整備されている。壁のスクリーンで、那珂川について説明を受けた。

(写真:大上祐史)
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 神殿のような柱が並ぶ沈砂池では、那珂川から取り込まれる水に含まれていた砂やゴミが取り除かれる。

(写真:大上祐史)
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 霞ケ浦導水が供用されることで、那珂川は新規都市用水の確保、既得用水の安定化、河川環境の保全が図られるという。