1885(明治18)年に日本鉄道の駅として開業し、既に130歳を超えた東日本旅客鉄道(JR東日本)の板橋駅。JR赤羽線(埼京線)で池袋から1つ目のこの駅に、新しい路盤と線路が出現した。
同駅ホームと東側のアパホテル東京板橋駅前との間に新たに敷かれた3本の線路は、車両を一時的に停めておく電留線だ。
板橋駅上り池袋方面ホームからその電留線を見ると、2本がアパホテル付近で線路が途切れている。コンクリート製の車止めも姿を現していた。最も外側(アパホテル側)の線路は、50mほど池袋方で途切れている。
板橋駅の1km南には、JR東日本池袋運輸区の車両基地がある。この車庫には、山手線E231系のほか、埼京線E233系や成田エクスプレスE259系などが出入りしている。板橋駅ホームの東側に出現した電留線は、この池袋運輸区の車両基地スペースなどと関係がありそうだ。