「東名JCT以南も引き続き取り組んでいく」
午前11時から開かれた発進式には、石井啓一・国土交通大臣や小池百合子・東京都知事を始め、政財界や地元関係者ら合計約170人が参加。一般公募で決定したシールド機の愛称も披露した。外径16.1mと国内最大の大断面シールド機で、鹿島JV機の愛称は「みどりんぐ」、大林組JV機は「がるるん」に決まった。
式典で挨拶に立った小池知事は、次のように述べた。「都は引き続き、国や関係機関としっかり連携して、外環道の早期整備に向けて様々な場面で尽くしていく。来年度からは都が、青梅街道ICの用地取得事務を受託する。首都圏3環状道路整備の総仕上げとなる外環道の東名JCT以南についても、計画の具体化に向けて取り組んでいく」。式典後、小池知事は石井国交相とともに現場を視察。シールド機の先頭部がある深さ約70mの発進たて坑などを見て回った。