既存ホームは延長か 停止位置を変更

青梅駅1・2番ホーム奥多摩寄りから、奥多摩駅方向を見る。左から「下本出」「上本出」の信号機が灯り、写真右に「×」で塞がれた信号機が立つ(写真:大野 雅人)
青梅駅1・2番ホーム奥多摩寄りから、奥多摩駅方向を見る。左から「下本出」「上本出」の信号機が灯り、写真右に「×」で塞がれた信号機が立つ(写真:大野 雅人)
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 2020年の中央線・青梅線グリーン車導入・12両化にあわせて改良・新設工事が進む青梅駅。現在、最も長い編成で10両の電車が出入りする青梅駅は、グリーン車によって増える2両分のホーム延長工事も実施する見込み。

 現在の1・2番ホームの両端には、1・2番線の線路が合流する手前にわずかな三角スペースが残っている。東京方や奥多摩方の三角スペースにホームを延ばし12両編成分の長さを確保する可能性がある。

 建設中の新ホームは、既存ホーム東京寄りの端から10~20m奥多摩側に出現。2016年10月末現在、4~5両分の真新しいホームができあがり、そこに既存ホームと地下で連絡する階段やエレベーターが姿を現していた。

新ホームに姿を現した階段とエレベーター。地下連絡通路で既存ホームや改札を結ぶ(写真:大野 雅人)
新ホームに姿を現した階段とエレベーター。地下連絡通路で既存ホームや改札を結ぶ(写真:大野 雅人)
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既存ホームの東京寄り。新ホームの先に、「×」で塞がれた信号機が立つ(写真:大野 雅人)
既存ホームの東京寄り。新ホームの先に、「×」で塞がれた信号機が立つ(写真:大野 雅人)
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 新ホームの2番線側は、高さ1mを超えるホーム柵がある。青梅線は現在、4・6・10両といった電車が走っている。青梅駅では、10月2日以降、4・6・10両の電車停止位置を奥多摩寄りに集約した。

 駅は現在も「4両編成・6両編成の電車が現在より奥多摩方に約20m~40m移動します。2番線、10両編成の電車についても奥多摩駅寄りに約4mほど移動します」と案内している。