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東京大改造

中野がイメチェン、駅前も新街区へ移動

2016/06/21

中央線の南側にも広場新設

 線路の南側も大きく変わる。西側南北通路の南側の受け口の位置付けで、中野駅西口として約1200m2の広場を設置する予定だ。付近は現在、狭い道路や小規模のオフィスビルが多いが、駅直近から線路に沿って、街区の再編や道路の整備も進める。線路沿いの桃丘小学校跡地には、自転車駐車場や商業施設を備えた拠点施設をつくって、にぎわいを創出する。

駅の南西に新設する西口とその周辺地区の将来像。駅前らしい都市機能を持たせ、にぎわいを生む(資料:中野区)
新設する西口駅前広場のイメージ。2階の高さにあるのは、新設する橋上の駅ビルと南北自由通路(資料:中野区)
駅西口で拠点施設の建設が予定されている桃丘小跡地周辺(写真:赤坂 麻実)

 中野通りの東側に位置する南口でも動きがある。更新時期を迎えた公社中野駅前住宅の建つ区域で、市街地再開発事業を予定している。すでに都市計画決定しており、今年8月には再開発組合の設立を予定している。総事業費約561億円を投じて、超高層の業務棟と住宅棟を整備する。住宅は約440戸を予定している。工期は2019年4月~2022年1月の予定だ。公社住宅については、再開発区域の南側に敷地を確保し、高層ビルに建て替えて集積する。

中野二丁目地区第一種市街地再開発事業の完成イメージ(資料:中野二丁目再開発準備組合)
南口の開発エリア。実線内が土地区画整理事業区域、点線内が市街地再開発事業区域(資料:中野区)
再開発建物などの整備イメージ(資料:中野区)
南口駅前広場の拡張イメージ(資料:中野区)
建て替えが予定される公社中野駅前住宅(写真:赤坂 麻実)
公社住宅付近の間道。再開発区域は北側が高台になっており、南北の高低差は最大10m(写真:赤坂 麻実)
現在の駅南口広場(写真:赤坂 麻実)

 再開発では、高低差のある地形を生かして2階レベルに人工地盤を設置し、その上下に商業施設、駅に近い北側に業務棟、南側に住宅棟を配置する。この再開発に合わせて、区は南口駅前広場を3300m2から4000m2に拡張するなど、約2.4haの土地区画整理事業を進める。再開発区域の人工地盤は、地区の東側の地盤とほぼ同一レベルとし、これにより、施設内の昇降設備を利用して駅前広場から地区東側方面へ、ユニバーサルデザインに配慮した歩行者動線を確保する。

 中野区が2006年に実施した調査に基づく推計では、駅前広場の合計利用者は1日当たり約23万人。これが再開発後には約48万人に増えると見込んでいる。開発前の2倍超の人出で、街は格段に活性化しそうだ。

赤坂 麻実=フリーライター日経アーキテクチュア

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