埋設管とガードレール基礎の干渉を未然に防止

 カーブを付け替えると、既存の埋設管の上をガードレールが交差する部分も出てくる。その際に、ガードレールの基礎が地下の埋設管などと干渉していないかを、3次元のCIMモデルで確認することも行った。

道路線形を緩やかに付け替える区間のCIMモデル(左)と現場の状況(右)(資料、写真:道路工業)
道路線形を緩やかに付け替える区間のCIMモデル(左)と現場の状況(右)(資料、写真:道路工業)
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地下の埋設管とガードレールの基礎の干渉をあらかじめCIMモデルで検討し、位置をずらすなどの調整を行った(資料:道路工業)
地下の埋設管とガードレールの基礎の干渉をあらかじめCIMモデルで検討し、位置をずらすなどの調整を行った(資料:道路工業)
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NTT地下埋設管とガードケーブル中間支柱との干渉個所について、NTTと協議(写真:道路工業)
NTT地下埋設管とガードケーブル中間支柱との干渉個所について、NTTと協議(写真:道路工業)
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 このほか、ラフテレーンクレーンを使った作業のシミュレーションだ。クレーンのアームや障害物の位置などを確認した。

架空電線が走る中でのクレーン作業(写真:家入龍太)
架空電線が走る中でのクレーン作業(写真:家入龍太)
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クレーン作業時の作業範囲をCIMモデルでシミュレーションしたところ(資料:道路工業)
クレーン作業時の作業範囲をCIMモデルでシミュレーションしたところ(資料:道路工業)
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