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イエイリ建設IT戦略

これぞ現場のIoT!発注者と情報共有する西松建設のトンネル工事

BIM先進国・シンガポール現地報告(7)

2016/04/27

シンガポール郊外で西松建設が施工中の電力ケーブルトンネルでは、センサーやビデオカメラ、写真などの施工データをウェブシステムで一元管理し、発注者とも情報を共有している。将来の電力ケーブル増設に備えて、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)による電力ケーブルの納まり検討も実施。モノの状態をネットで統括する“現場のIoT”とも言えそうだ。

ビデオカメラ(手前中央)が随所に設置された電力ケーブルトンネル現場(写真:家入龍太)

 シンガポールの郊外で西松建設は3本の立て坑と、これらに接続する内径6m、合計約5500mの電力ケーブルトンネル3本を施工中だ。トンネル3本のうち2本は同じTBM(トンネル掘削機)を転用して掘削している。

 この現場では、TBM(トンネル掘削機)から坑内の資材運搬用機関車、ポンプの吸い込み口、そして地上の仮囲いの中まで、あちこちにビデオカメラが設置されている。そして、トンネルの周辺では地盤沈下や地下水位を計測するセンサーが埋め込まれている。

 これらのカメラやセンサーで収集した施工状況の映像やデータは、「IDMS」と呼ばれる施工データ管理システムに集約され、インターネットを通じて施工者はもちろん、発注者もすべてのデータをリアルタイムに見られるようになっている。

 「施工上のリスクや技術的なこと、進ちょくを総合的に管理できる便利なプラットフォームだ。ウェブシステムなので、多くの関係者がスムーズに同時アクセスでき、受発注者間や工事関係者間で情報共有がしやすい」とこの現場の所長を務める西松建設有村真二郎氏は説明する。

トンネルと接続する立て坑最下部に立つ西松建設設計課長の上田幸生氏と有村真二郎所長(右)(写真:家入龍太)
現場の施工情報をリアルタイムに共有する「IDMS」を使う現場担当者(写真:家入龍太)
現場の床下にはポンプが設けられているが上からは内部の様子がよくわからない(左)。付近に設けられたビデオモニターで内部を確認できる(右)(写真:家入龍太)

家入 龍太日経アーキテクチュア

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