パソコンでの画像解析も15分程度で完了
あとは、THETA Sを事務所に持ち帰り、全天球写真をパソコンに取り込んで独自開発のソフトで処理する。
まずは各写真上に写り込んだレーザー光の位置を登録する。各画像上で同じレーザー光の位置がしっかりと把握されていることで、解析の精度も高まるのだ。
その後、画像解析のソフトを使って画像上の「特徴点」とよばれる要所を抜き出し、そこに3次元座標を自動的に埋め込んでいく。
細かい模様や光の反射などが多い場所にできた特徴点は、ソフトが誤認識している可能性もあるので削除していく。すると画面の下部にある誤差のグラフが動き、精度が高まっていることが実感できる。パソコンによる作業もやはり15分程度で完了した。