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ケンセツ的視点

土砂が滑っても「地すべり」ではない?

2017/02/20

 土木工事と関わりのある自然災害の報道で、地元に本社か支局を構える新聞やテレビといった一般メディアの後追いになる場合がある。土木の専門誌の視点で取材すると、先行報道で明らかにされなかった重大な事実が判明したり、時には先行報道の問題点が見つかったりする。

 2月15日付で報じた富山県南砺市の土砂災害は、一般メディアではもっぱら「地すべり」と報じられているが、県に取材してみるとそうではなかった。
(関連記事:スキー場跡の土砂災害、富山県が29億円で対策工事

富山県南砺市の土砂災害の現場。上の写真は全景、下の写真は被災家屋(写真:富山県)

安藤 剛日経コンストラクション

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多くの自治体が税収減や福祉予算の増加に頭を抱えるなか、新幹線や高速道路といった従来型のインフラ整備による地域振興策には限界がある。一方、規模は小さくても設計や施工、運営に住民や企業を巻き込むことによって、インフラは地域を活性化する起爆剤となる。
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