オートデスクは、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)データから簡単にバーチャルリアリティ(VR)映像を制作できるクラウドサービス「AutoDesk LIVE」を2016年9月下旬に発売する。
設計者がVR空間に入り込みスケールや光の当たり具合などを確認したり、発注者と完成後のイメージを共有したりするのに活用できる。
特徴■設計データからVR映像を作るには従来、様々なソフトが必要で制作工程が煩雑だった。設計者が自ら簡単に制作できることを主眼に、同社のBIMソフト「Revit」を使い、基本操作はワンクリックで済むようにした。同社のCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)ソフト「Infraworks」には未対応。
■VR映像の制作は、設計者側のPCの処理能力に依存しないクラウド上のサーバーを利用する。
■制作したVR映像は、無償のアプリ「LIVE Viewer」で閲覧する。ヘッドマウントディスプレイを使えば、その空間内に入り込んだような体験ができる。iPadやPCでも閲覧できる。
価格1カ月5000円
オートデスク
URL http://area.autodesk.jp/product/live/
※無料で本資料の全文をご覧いただけます