インドネシアの首都ジャカルタで進行中のMRT(都市高速鉄道)建設。中心部を貫く「南北線」と呼ばれる路線で、総延長23.8kmに21駅を設けるプロジェクトだ。現在、1期事業分の土木・建築工事としては6工区(合計延長15.7km)が動いており、いずれも日本の建設会社を幹事会社とする複数JVが手掛けている。清水建設は、大林組と地元建設会社であるWIKAおよびJAYAとのJVで、同国初となる“地下鉄区間”の一部を設計施工で担当。延長3.89kmの区間に、並行するシールドトンネル2本(内径各6.05m、片道延長2.6km)と地下駅4駅などを構築する。10月初旬に南端の発進たて坑を先行発進したシールド1号機は12月23日、1駅目のスナヤン駅に到達した。
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