最大56パーミルで自動車トンネルを越える

支柱下の工事用柵が外され、次の施工ステップへ移る石嶺駅付近(写真:大野 雅人)
支柱下の工事用柵が外され、次の施工ステップへ移る石嶺駅付近(写真:大野 雅人)
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 首里駅から先の延伸区間は、石嶺線、沢岻石嶺線、国際センター線、浦添西原線といった市道・県道の上を通る。石嶺交差点と経塚公園の間や、前田トンネル(老人ホーム「ありあけの里」)付近の高台は、急勾配で乗り越える。

 経塚駅が設置される付近には、「カフェステーション(CAFE STATION)」という店名のカフェが営業を開始していた。店舗スタッフによれば、「モノレールの延伸にあわせてこの地を選んだ。店のアイコンもモノレールをイメージしたもの」という。

 このカフェから300mほど東にある市道国際センター線・前田トンネルでは、那覇方向の車線を閉鎖し、モノレール支柱を建てる工事が進んでいた。この前田トンネルとその前後は、延伸工事が終わると再び片側2車線道路を整備する。

 首里方からやってきたモノレールは、前田トンネルの高台を49‰(パーミル、1000分の49)の勾配で上り、トンネルの西側で56‰の坂を駆け下りる。その先、浦添警察署付近で90度東に向きを変え、浦添前田駅に止まる。浦添前田駅設置予定地の前後では、道路拡幅工事などが進んでいた。

経塚駅予定地の西にオープンした「カフェステーション」。ゆいレールをイメージしたアイコンも(写真:大野 雅人)
経塚駅予定地の西にオープンした「カフェステーション」。ゆいレールをイメージしたアイコンも(写真:大野 雅人)
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経塚公園を背にし、石嶺交差点方面を見る。この高台の上をモノレールが行く(写真:大野 雅人)
経塚公園を背にし、石嶺交差点方面を見る。この高台の上をモノレールが行く(写真:大野 雅人)
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市道国際センター線、前田トンネルの西側では、那覇方向車線を閉鎖しモノレール支柱を建てているモノレール支柱(写真:大野 雅人)
市道国際センター線、前田トンネルの西側では、那覇方向車線を閉鎖しモノレール支柱を建てているモノレール支柱(写真:大野 雅人)
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前田トンネル東側を背に、浦添前田駅方を見ると、モノレール支柱が建っていた(写真:大野 雅人)
前田トンネル東側を背に、浦添前田駅方を見ると、モノレール支柱が建っていた(写真:大野 雅人)
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浦添西原線の前田バス停付近では、モノレール延伸にあわせた道路拡幅工事も進む(写真:大野 雅人)
浦添西原線の前田バス停付近では、モノレール延伸にあわせた道路拡幅工事も進む(写真:大野 雅人)
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浦添西原線の前田バス停付近では、浦添前田駅やモノレール延伸のスペースを視野に入れた工事が進む(写真:大野 雅人)
浦添西原線の前田バス停付近では、浦添前田駅やモノレール延伸のスペースを視野に入れた工事が進む(写真:大野 雅人)
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浦添市消防本部総務課前付近で工事中のモノレール地下区間(写真:大野 雅人)
浦添市消防本部総務課前付近で工事中のモノレール地下区間(写真:大野 雅人)
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