国が8月に閣議決定した国土形成計画などで既存インフラの機能向上に取り組む方針を打ち出したのを受け、低コストで渋滞解消を目指す動きが新たに始まった。国土交通省関東地方整備局は、東名高速道路の神奈川県区間で生じる国内最悪の渋滞について、警察や自治体、高速道路会社の各関係者で構成するワーキンググループを設置。路肩を活用して車線数を増やすなど、大規模な投資をせずに効果を上げる手法の検討を開始した。
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