線路間に島式ホーム、半地下通路も設置

 4本ある線路の中央に内側線用ホームをつくるため、ホーム設置位置付近の軌道を拡幅し、ホームを設置するスペースを確保。新しい擁壁を設置しながら、外側の線路から移設。今春に内側の線路を移した。

2015年に竣工した軌道擁壁。外側線を京都方面へ駆ける関空特急「はるか」が行く(写真:大野 雅人)
2015年に竣工した軌道擁壁。外側線を京都方面へ駆ける関空特急「はるか」が行く(写真:大野 雅人)
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 内側線路に挟まれた島式ホームを造るのと合わせて、駅舎とホームを結ぶ半地下通路などの設置も進む。今後、ホームの北側で立体交差する府道総持寺停車場線の五反田橋梁(JRガード)を、桁下空頭高さ3.0mから3.8mへと改良する。このJR線のガードの外側新設部分「五反田避溢橋」は、鉄筋コンクリートのH形鋼埋込み桁で、藤原鐵工所が製作。2015年2月に竣工した。

府道総持寺停車場線・五反田橋梁(JRガード)付近の外側新設部分「五反田避溢橋」。藤原鐵工所が製作し、2015年2月に竣工(写真:大野 雅人)
府道総持寺停車場線・五反田橋梁(JRガード)付近の外側新設部分「五反田避溢橋」。藤原鐵工所が製作し、2015年2月に竣工(写真:大野 雅人)
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五反田橋梁(JRガード)を下から見ると、その軌道の新旧が分かる(写真:大野 雅人)
五反田橋梁(JRガード)を下から見ると、その軌道の新旧が分かる(写真:大野 雅人)
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五反田橋梁(JRガード)を北側から見る。外側線京都方面の線路をコンテナ列車が行く。新駅は写真右手にできる(写真:大野 雅人)
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五反田橋梁(JRガード)を北側から見る。写真右手に新駅ホーム東端ができるイメージ(写真:大野 雅人)
五反田橋梁(JRガード)を北側から見る。写真右手に新駅ホーム東端ができるイメージ(写真:大野 雅人)
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