4月16日未明、被災地を再び襲ったマグニチュード7.3の地震が「本震」だった。南阿蘇村を通る国道57号が大規模な土砂災害によって寸断するなど、被害が拡大している。
気象庁によれば、16日午前1時25分頃、熊本県熊本地方の深さ12kmを震源とするマグニチュード(M)7.3の地震が発生。同県南阿蘇村などで最大震度6強の揺れを観測した。
益城町で震度7を観測した14日午後9時26分頃のM6.5の地震から28時間後だ。気象庁は16日未明に記者会見し、16日未明のM7.3の地震が「本震と考えられる」と発表した。