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福島第一原発・工事秘録

「やっぱり人だよな」篠山紀信が福島第一原発を撮った理由

2017/03/08

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福島第1原発の廃炉に向けた巨大な工事現場の7年間を、日経の建設専門誌による取材記事と篠山紀信の写真で切り取った唯一無二の記録です。

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  • 篠山 紀信(写真)
  • 木村 駿(文)
  • 日経コンストラクション(編)
  • 定価:本体2,700円+税
  • 発行日:2018年2月20日
  • 詳細・目次一覧

 「篠山紀信さんに、福島第一原発を撮影してもらいませんか」。唐突な提案に、東京電力福島第一廃炉推進カンパニーの広報担当者は、面食らったような表情を浮かべた。日経コンストラクション2月27日号に掲載した「現場紀信」の第24回が始動した瞬間だ。

構台の建設が進む2号機原子炉建屋の西側の様子を捉えた1枚。作業員が中央に集まり、打ち合わせをしているようだ。篠山紀信氏が2017年1月27日に撮影した。この3日後、東京電力は2号機の原子炉格納容器の内部を初めてカメラで調査した(写真:篠山 紀信)

 山口百恵に宮沢りえ、ジョン・レノンとオノ・ヨーコ、それとも壇蜜…。きっと、これまでに篠山氏が撮ってきたあまたの有名人の姿が、広報担当者の脳裏をよぎったに違いない。

 写真家の篠山紀信と、土木の専門誌にどんな関係があるというのか――。疑問を払拭するために、日経コンストラクションで2010年から続く不定期連載「現場紀信」について説明すると、前向きに検討したいと答えてくれた。

 撮影を打診したのは16年11月10日のこと。1号機原子炉建屋カバー解体工事の取材の空き時間だった。その後、過去の「現場紀信」のサンプルをいくつか送ると、翌週には意外にあっさり撮影が決まった。

 筆者は以前から、記者や報道カメラマンとは異なる視点で、篠山氏に福島第一原発の今を切り取ってほしいという思いを抱いていた。実は1年前にも同様の企画を東京電力に持ち込み、実現しなかった経緯がある。それだけに、うれしい誤算だった。

高性能多核種除去設備の建屋内でカメラを構える篠山紀信氏(写真:日経コンストラクション)

木村 駿日経コンストラクション

俺たちが土木を変える!──2018年1月22日号を公開しました

前例や慣習にとらわれず、土木業界に新しい風を吹き込む存在が求められている。編集部ではそんな変革を実践し続ける10人を、業界の内外から選んだ。彼ら「テクノロジスト」の生き様から、今後の土木業界を展望する。
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