グリーンインフラの集中連載第2回では、激化する水害を防ぐために、総合的な治水対策の1つとして整備が進む麻機(あさはた)遊水地(静岡県)を紹介する。洪水時に水害を防ぐだけでなく、平常時には人間にレクリエーションや環境学習の場を、また野生動植物に生育・生息環境を提供する。遊水地内を利活用する人間の作用が、生物多様性の保全にも影響している。
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