日経コンストラクション 年間購読のお申し込み この号を購入 PDFダウンロード(有料会員) 2016年10月10日号 特集 その現場判断が事故を招く 依然として建設現場の重大事故がなくならない。特に仮設の場合、事前の調査や安定計算などが本設構造物ほど十分でないケースも多く、事故の一因となる例が目立つ。新名神高速道路で相次いだ事故も、仮設で起こった。この事故を受けた発注者の対応や、最近の他の事例を取り上げるとともに、手薄になりがちな仮設の事故防止について、大手建設会社の技術者に語ってもらった。 編集長が語る見どころ 手薄になりがちな“仮設”が事故を招く 写真リポート 土木写真家・西山芳一が撮るスイスの土木プロジェクト ズームアップ 中国道道谷第二橋床版取り換え工事(山口県) 縦桁不要で1車線ずつ床版交換 NEWS 時事 東京メトロ、一部区間を4日間終日運休銀座線の渋谷駅移設で線路切り替え 舗装の長寿命化に点検要領、国交省が通知へ 舗装談合の課徴金第2弾は関東、第3弾は空港か 熊本地震で被害分析、予定どおり年度内に示方書改定 道路橋の耐震基準は見直さず パシコンが海外事業に再挑戦、18年に新会社設立 建設現場の生産性2割向上、政府の新司令塔で方針 定期点検済みの橋は28%、計画より遅れ気味 水道に眠る“収入50億円”、小水力導入の追い風に NEWS プロジェクト 外環道都内区間の大泉JCT発進南行き、清水JV工区に投入 国内最大のシールド機を公開 終盤作業が進む本線トンネルで点灯式を開催 横浜環状「北線」、開通時期は来年3月に NEWS 技術 給水養生工法を応用、電解質溶液の供給が容易に 躯体表面に水膜シートを張って脱塩 応力の経年変化から疲労などを察知鋼橋を安価にモニタリング シールド機内への漏水を2割減 特集 その現場判断が事故を招く 目次 手薄になりがちな“仮設”こそ要注意 新名神事故その後 事故リスクの抽出を義務付け 事故事例(1)架設桁落下 ジャッキが傾きバランス崩す 事故事例(2)土砂崩落 見抜けなかった地下水の影響 仮設事故の防ぎ方 参考図やアラームの過信は禁物 TOPICS 事故 改良後に起こった小水力発電所の死亡事故が警鐘を鳴らす凶器に化ける法面水路 ドボク塾 考える力養成プロジェクト 第7講義(2)設計と維持管理の違い / 講師:西川 和廣 土木研究センター理事長 「仮説」でなく「現実」を見よ インフラづくりの未来 建設コンサルタント会社の水先案内で自治体や工業高校が連携小水力発電を教育に生かす 新製品・新サービス 農地利用状況調査支援サービス作付前後の状況を比較、農地地番図など7種を提供 i-Construction相談窓口i-Constructionの疑問に回答、導入や施工の相談も無料対応 PC128USi-10 掘りすぎを気にせず作業、丁張りなど工程を削減 Autodesk Architecture,Engineering & Construction CollectionBIM/CIMツールが21種類、使用期間は1カ月から カウントダウン2020 小田急線東北沢─世田谷代田間複々線化・連続立体交差事業地中で進む複々線化、シモキタに“沢”が現れる ねっとわーく 催し物案内 編集部から 読者から 日経クロステック Special 土木 コンストラクション倶楽部