付属構造物編15 遮音壁支柱の吊り金具が建築限界を侵した

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概要

 高速道路の遮音壁支柱に取り付けられた吊り金具が並行する一般道路の建築限界を侵していることが判明した。原因は、遮音壁設計の際に、建設中の並行する一般道路の設計情報を入手せずに設計してしまったためである。

解説図

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対策

 建築限界を侵している吊り金具を切断撤去し、切断部は防錆塗装を行った。

対策担当者の声

 同時並行で異なる発注者により建設する場合は、それぞれの発注者が設計情報などを密に共有し、併せて設計者・施工者との情報共有を図ることが大切である。