付属構造物編伸11 伸縮装置のフェースプレートのボルト孔がずれた

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概要

 既設鋼製伸縮装置のフェースプレートを取り替える時に既設鋼桁側のボルト孔と合わない部分が生じた。原因は、既設フェースプレートのボルトざぐりの円形をトレースし、ボルト中心がざくり中心と一致すると思い込み新設フェースプレートを製作したためである。

解説図

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対策

 鋼桁フランジのボルト孔をトレースして、フェースプレートを再製作した。

対策担当者の声

 フェースプレートのボルトざぐり中心に鋼桁側のボルト孔中心があるとも限らないのでボルト頭を確認しトレースすべきであった。既設構造物は設計図と諸寸法が異なっていることがあり寸法を直接計測すべきである。