技術士一直線2017増補版
目次
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「コンクリート」が急落、技術士建設部門の筆記試験
2017年度の技術士第二次試験で、建設部門の筆記試験の合格率は13.8%だった。「土質及び基礎」がこの5年間で最高の合格率に上昇した一方、「鋼構造及びコンクリート」は10%を下回った。
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18年度も択一式、技術士試験の改正は19年度以降に
2018年度の技術士試験の実施大綱が11月28日に決定した。第二次試験の筆記試験は17年度までと同様に、択一式と記述式からなる。改正は19年度以降になる見込みだ。
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口頭試験に臨む心構え
この連載第7回から第8回で技術士第二次試験の口頭試験対策について、主に事前準備の内容を紹介した。ここでは、口頭試験に臨むときの心構えや注意事項について説明する。
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2017年度の筆記試験の解説(道路)
2017年度の技術士第二次試験の筆記試験に関して、「道路」の記述式について、解答のキーワードを紹介する。
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筆記試験当日の対策(総合技術監理部門 記述式)
総合技術監理部門の記述式論文は、最後から最初へと逆に戻るように作成する。実際に書き始めるのは1枚目からでもいいが、内容を考える際には後ろから考える。
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筆記試験当日の対策(建設部門 選択科目III)
選択科目III「課題解決能力」を問う3枚の専門論文は、時間に少し余裕があるので、試験当日、問題を見ていきなり書き出さないようにすること。
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筆記試験当日の対策(建設部門 選択科目II)
選択科目II「専門知識と応用能力」を問う専門論文は2時間で4枚記述しなければならないので、当日の時間管理が重要だ。
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技術士に更新制度を、技術士会が提言
日本技術士会は、技術士の資格を更新制とすることなどを盛り込んだ制度改革の提言をまとめた。
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問題IIIの書き方(2)全科目共通テーマの解答例
ほぼ全科目共通テーマである「市町村の維持管理」と「人材不足」に対する解答例を紹介する。
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問題IIIの書き方(1)問題と課題と技術提案の違い
実際に受験生指導を行う際、私は「課題」と「問題」の違いをはっきりさせることから始める。なぜなら、受験生の多くは「問題」≒「課題」と捉えており、その違いを気にしていないからだ。
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総合技術監理部門の論文対策
連載第4回本編では技術士第二次試験の記述式論文のうち、「課題解決能力」を問う選択科目IIIの対策を解説した。増補版では、本編で盛り込めなかった「3.総合技術監理部門」を掲載する。
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問題II(施工計画)の例題と解答
「施工計画」について問題IIの例題と解答例を掲載する。
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問題II(コンクリート)の例題と解答
「鋼構造及びコンクリート」のコンクリート構造について、問題IIの例題と解答例を掲載する。
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専門分野の論文対策
技術士第二次試験の記述式論文のうち「専門知識及び応用能力」を問う選択科目IIについて、本編で盛り込めなかった「7.専門分野の論文対策」を掲載する。
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総合技術監理部門の受験申込書の書き方
4月の受験申し込み時に提出する業務経歴票に、経験した業務の内容を詳細に書く。この業務経歴票は、建設部門と同様に総合技術監理部門でも、最終的に口頭試験で重要なポイントとなる。
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合格率が100%の科目も、技術士建設部門の口頭試験
2016年度の技術士第二次試験で、建設部門の最終合格率はここ10年間で最低だった15年度を1.2ポイント上回る13.1%だった。口頭試験の合格率が100%だった科目もある。
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総合技術監理部門の出題傾向と解答方法、口頭試験報告
2016年度の筆記試験に関して、本編に掲載できなかった総合技術監理部門の出題内容と傾向、解答方法を補足する。1月19日に終了した口頭試験の結果についても簡単に報告する。