夜を徹して七条通架道橋を架け替え
山陰線の京都―丹波口間に造る新駅ホームは、電車内からも確認できる。京都を発った下り電車からは、七条通を越える直前で駅舎部分のコンクリート構造物が見える。ホームと同じ高さの構造物には、1階改札エリアへと続くエスカレーター設置用の空間も見えた。
また、七条通の真上に鋼鉄製のホームが見える。この七条通架道橋は、9月30日の夜から翌朝6時頃まで、一部列車を運休させ架け替え工事を実施した。
七条通に架かる鋼製の高架橋を切断し、現場付近に待機していた新たなホーム一体型高架橋と入れ替え、既存線路とつなぎ合わせる作業が夜を徹して行われた。取り外された古い高架橋は、新駅設置現場のすぐ脇の梅小路公園内に退避させた。