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編集長が語る日経コンストラクションの見どころ

ベテランの資格取得、まずは取り組み方の見直しから

2017/02/09

 土木の世界では資格がものを言います。特に若い方は、「○歳までに○○の資格を取る」と目標を決めつつ、自分のキャリアプランを描くことが多いのではないでしょうか。

 ところが、なかなか思い描いていたとおりには行かないもの。日々の仕事は忙しく、まとまった勉強時間を取るのがだんだん難しくなっていきます。受験申し込みはしたものの、十分な準備ができないまま・・・。それを何年も繰り返すうちに記憶力も落ちてきて、「もう自分には無理かな」と考えている中高年の方も少なくないと想像します。

 でも、諦めずに受験を続け、ベテランになってから合格を勝ち取る受験者もいます。彼らはどうやって壁を打ち破ることができたのか、日経コンストラクション2月13日号の特集「諦めない資格取得」で明らかにします。

日経コンストラクション2017年2月13日号特集「諦めない資格取得」から

 特集記事では、諦めずにチャレンジして資格を取得した6人の技術者に体験談を語ってもらうとともに、受験指導を手掛けている4人の指導者に、ベテランが合格を勝ち取るためのポイントについて聞きました。ここでは、指導者の説く勉強法のポイントの一部をご紹介しましょう。

 本誌連載「技術士一直線」(2月27日号から開始)や本誌発行書籍「技術士第二次試験 建設部門 合格指南」(3月6日発行予定)の筆者である5Doors’の堀与志男社長は、「試験のポイントは伝える技術だと割り切れる頭の柔軟さが必要だ」と指摘します。試験では、知見の高さや独自性が問われているのではなく、学んだことを分かりやすく伝えるテクニックこそが重要だというのです。

 ベテランともなれば、実務経験と経験に基づく知識は豊富になっていきます。ただし、単に知識として持っているだけでは不十分です。「重要なのは積み重ねた経験の中から、こうすればコストは下げられる、工期は縮められるというセオリーを抽出できているかどうかだ」(堀社長)。

 堀社長からは、「技術士第二次試験で何年も不合格になる人は、知識や経験が足りないというより、勉強法や答案の書き方で“考え違い”をしている場合が多い」という話を聞いたことがあります。そうだとすれば、同じ姿勢で試験に臨んでいる限り合格は難しいでしょう。一度、頭の中をリセットして、試験への取り組みを見直してみることが必要かもしれません。

 日経コンストラクションでは技術士第二次試験対策として、上記の連載や書籍以外にも、「技術士第二次試験対策 建設部門『個別指導』講座」や「技術士取得支援サイト」で、受験者の皆さんを支援しています。「今年こそ」と思われる方は、ぜひご活用ください。

野中 賢=日経コンストラクション編集長日経コンストラクション

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