躯体プレートとアンカー、接合ピースを使用する(資料:三協立山)
躯体プレートとアンカー、接合ピースを使用する(資料:三協立山)
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上・たて枠用および下枠用部品の構成。躯体への取り付けは接着剤で行う(資料:三協立山)
上・たて枠用および下枠用部品の構成。躯体への取り付けは接着剤で行う(資料:三協立山)
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 三協立山は、溶接せずに接着剤を使用してサッシを取り付けることができる鉄筋コンクリート造用サッシ取り付け部材「CS.N工法」を2015年12月10日に発売した。

 接着剤を用いる接着工法なので、溶接工法のように火気の心配がなく安全性が高い。また、溶接のための仮設電源の設置や配線、埋め込みアンカーなどが必要ないので工期が短縮できる。消火器やバケツの準備、火花養生も不要だ。雨天時の施工も、制約はあるが可能になった。

 1998年に発表した接着剤を使用する「C.S工法」に改善・改良を加え、野原産業エンジニアリングと共同で開発した。使用する接着剤が2種類から1種類になり、先打ち部品が不要になるなど施工性が向上した。引張りせん断力5kgで剥がれなくなる時間は、外気気温5℃で13分、20℃で4分、30℃で3分。

 価格は要問い合わせ。

問い合わせ先:三協立山
電話:0766-20-2201
URL:http://www.st-grp.co.jp/

※無料で本資料の全文をご覧いただけます

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