パナソニックESテクノストラクチャーは、耐震住宅工法「テクノストラクチャー」専用の制震システム「テクノダンパー」を開発し、2016年10月31日に沖縄・離島を除く全国で、設計受付を開始した。
耐震性に優れた木造住宅工法「テクノストラクチャー」は、木と鉄の複合梁「テクノビーム」と1棟ごとに実施する構造計算により、大空間や斬新な外観デザインをつくり出すことができる工法だ。全国のパナソニックビルダーズグループ加盟店など、テクノストラクチャー工法採用ビルダーを通じて供給されている。
「テクノダンパー」は、超高層ビルや大規模建築で用いられている、地震動による建物の変形を低減する「座屈拘束技術」を、テクノストラクチャー工法用に改良したものだ。地震の揺れを吸収する「テクノダンパー」と、テクノストラクチャーの耐震構造を組み合わせることで、一般木造住宅と比べて揺れを最大約70%低減する。大地震に相当する負荷を100回以上繰り返しかけても制震効果が維持できるなど、繰り返しの地震にも効果を発揮する。
これまでテクノストラクチャーの家に採用していた制震システムよりも軽量化したことで、運搬利便性や施工性が向上した。天井の高さは最大2.8mまで対応することができる。
価格については要問い合わせ。
問い合わせ先:パナソニックESテクノストラクチャー
電話:06-6908-1131
URL:http://panasonic.co.jp/es/pestst/
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