断熱用の現場発泡吹き付けウレタンフォームに使われている(資料:ハネウェルジャパン)
断熱用の現場発泡吹き付けウレタンフォームに使われている(資料:ハネウェルジャパン)
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 ハネウェルジャパンは、ノンフロンで断熱性能を高める「ソルスティスLBA液状発泡剤」を販売している。

 施工がしやすく持ち運びも楽なことから、大型建物の建築現場では吹き付けタイプの硬質ウレタンフォームが断熱用に使用されている。「ソルスティスLBA液状発泡剤」は、こうした現場発泡吹き付けウレタンフォームの性能を左右する成分となる。

 該当する硬質ウレタンフォーム規格はJIS A 9526のA種1HまたはA種2H。「A」はノンフロンで環境性能が高いことを示し、「H」は発泡剤としてHFO(ハイドロフルオロオレフィン)を使用していることを示す。「1」は一般建築用、「2」は倉庫などの建物用を示す。

 1980年代後半、オゾン層を破壊するとして全廃への取り組みが始まった特定フロンに代わり、代替フロンとしてHFCが登場した。断熱用の現場発泡吹き付けウレタンフォームはHFCを使用することが多いが、HFCはオゾン層破壊に影響は与えないものの地球温暖化効果が高い。

 HFOの地球温暖化係数(GWP)はHFCの99.9%以下だ。断熱性能に関しては従来のHFCと同等の熱伝導率0.026W/m・Kを可能にし、水発泡の0.034 W/m・Kと比べて25%向上している。これはHFOを使用した現場発泡吹き付けウレタンフォームが、水発泡断熱材の厚さから25%減らせることを意味する。

 価格については要問い合わせ。

※下の「詳細資料をダウンロード」をクリックすると、「ソルスティスLBA液状発泡剤」の特長などを無料でご覧いただけます。

問い合わせ先:ハネウェルジャパン フッ素化学品事業部
電話:03-6730-7106
URL:https://www.honeywell-blowingagents.com/ja/

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